三次町の伝統神事『太歳祭り(渡御祭/神幸祭)』
- 三次町の伝統神事『太歳祭り(渡御祭/神幸祭)』
- 巫女の舞い、あぐり姫の着物の端布が祀られた神輿も。
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<dt>各地区から神輿や傘鉾が町を練り太歳神社に集まる
<dd> 日本の秋祭り、渡御祭・神幸祭にあたる『太歳祭り(ださいまつり)』は、天狗(さるたひこ?)や獅子など、神輿、傘鉾が長い列となり三次を象徴する赤い橋(巴橋)の根にある住吉神社から太歳神社までを練り歩きます。行列の先頭にはご神体を伴う巫女行列が鈴を鳴らしながら舞い、そして最後尾に大工町の箱型の神輿が不可欠と言われていました。筆者はこの大工町の神輿を小学生6年間中3年を担いでいます。何故その最後尾の質素な箱が不可欠なのか?についての伝承は『あぐり姫(浅野内匠頭の妻)に関するもの』としか聞かされていませんでしたが、ある時、箱神輿に取り付けてある金属の筒を有識者が開けてみたところ金糸が織り込まれた布の切れ端とボロボロの書簡が出てきて『こりゃあ保存せにゃあ、たいへんなもんよ!』と騒ぎになり、姫様の婚儀衣装では無いか?など論議が交わされていました。その後どうなったのか不明ですが、現在は大工町の不参加が許されるほど過疎が進んでいると知り、寂しい気持ちです。
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広島県三次市三次町
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