雄略天皇創建と伝わる「熊野神社」

雄略天皇創建と伝わる「熊野神社」
県の文化財「宝蔵」と樹齢2000年の「シラカシ」

余り良い写真が残っていないのですが、昭和40年当時の資料になれば幸いです。撮影当時は荒れていたようです。

足利尊氏による社殿修造の記録も残る神社
紀元440年頃に雄略天皇が創建したと伝えられる神社で、元々の名も「王子神社」でした。明治3年の神仏分離により熊野神社に改められています。神社の由緒は古文書「若一王子権現古證記」に記されているそう。
県重要文化財の宝蔵と樫の木
敷地内には県の重要文化財である校倉造りの宝蔵と樹齢2千年の白樫(シラカシ)が保存・保護されています。
神社の背面の比叡尾山は周辺地域を数百年統治した豪族の城
1100年頃、藤原氏末裔が備後国三吉に最初の拠点とした城があったとされ、歴史的な足跡が多く残されており興味深い地域です。昭和生まれの地元の人なら遠足として一度は訪れているのではないでしょうか?小学生には体力が必要な急な登りに苦しんだ思い出の残る神社です。
 

広島県三次市畠敷町624−1  
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